ブログの更新が最近滞り気味ですが、ご容赦下さい。
さて。
近所に「なんでMacに秀丸がないんだ!」とかギャーギャーのたまうiOSプログラマがおられましたので、まぁプロプライエタリな秀丸をOSXに移植するのは無理ですから(そんな根性や交渉力はない)、その代わりに戯れでEmacs23のマクロで秀丸のキー割り当てを再現してみることにしました。
ちなみに、秀丸からEmacsに移行するとか秀丸でEmacsのキーバインドを再現するというのはネットでよくみかけますが、今回はその逆。
上記のzipファイルを展開し load-path の通っているところに置いて、.emacs/init.el とか初期化ファイルの最後に (autoload ‘hidemaru-mode “hidemaru-mode” nil t) と書いてから、Emacsを起動して好きなバッファで M-x hidemaru-mode と打てば、怪しい世界が発動するかと思います。
Emacs22で動くかどうかは確認していません。ちなみに怪しい世界をオンオフできるようにマイナーモードとして作ってあります。詳しくはマクロファイルの内容とEmacsのリファレンスを見て下さい。
さて、これでばっちり、秀丸 on Emacs !。
…と思いきや、しかしですね現実はかなり微妙です。秀丸(およびWindows)の機能に似ているような気のするEmacsの関数をそれっぽく割り付けただけなので、オリジナルな状態のEmacsよりも格段に使いにくくなってます。(おい)
しかもモードをオフにするとキー割付が元に戻らないというバグ付きですが、左手小指がまた痛くなってきたのでデバッグしません。(おいおい)
ということで、自分の場合は、Windowsでリアル秀丸を使っているときは秀丸用のキーマップでWindows/Mac/LinuxでEmacsを使っているときはEmacs用のキーマップでと、無意識に切り替えて脳から指に指示を出しているようなので、勢い作ってみたものの…正直なところ要らん。という結論でした。(おいおいおい)
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