以下、備忘録です。
ごちゃごちゃと入っているSnow LeopardなMac miniからLionなMac miniに移行アシスタントでデータを引っ越ししました。
Lionのシステム環境設定でユーザーの一覧を見てみると Snow Leopardにはいない(見えない?) “messagebus” と “polkituser” と言う謎のユーザが引っ越してきちゃってます。データ移行せずにLion用のMacPortsを新規インストールしたMacBook airにはその謎のユーザーがいないので、どうやら旧いMacPortsをLionに移行したのが原因のようです。
なんだか見栄えが悪いので、移行されたMacportsをアンインストールして謎のユーザーを削除してみたところ、ユーザー一覧からは消えたけれどファイル共有に謎のユーザのものと思われる共有フォルダ名が残ってしまいました。しかもどうやってもこのフォルダ設定を削除できないというありさま。
うう、萎える…。このまま使い続けるのも気色悪い…。
半日ばかり、ネットで検索したりHDDの中を全検索したりしてCPUの熱でどんどん暑くなる部屋で色々調べてみたところ、/private/var/db/dslocal/nodes/Default/sharepoints ディレクトリの下に “Message Bus のパブリックフォルダ.plist” と “Policy Kit のパブリックフォルダ.plist” という幽霊共有フォルダ名と同じ名前のファイルを発見しました。むむ! きっとこれだ!! 野生の勘が冴える!!!
ターミナルを開いてUNIX的呪文(いわゆるsudoなrm)を唱えてこのファイル2つを削除して、改めて環境設定のファイル共有を見てみると、…ビンゴ! 消えました!! 正しい解決方法なのかはわかりませんが!!!
ということで、移行アシスタントで新しいMacにデータを移行する前にソフトの互換性をちゃんと調べて、引っ越しすると問題の出るものはアンインストールした状態にしておいてから、移行するのが吉のようです。
移行アシスタントなんぞ使わずに、必要なユーザデータだけをしこしこコピーして、アプリは新しい環境に最初からインストールし直した方が清々しいかも知れませんけれども。