前回からの続きです。今回が最終回です。
レイアウトエラーがなくなった状態で、編集画面の下に表示されているサイズクラスを「Any Width Any Height」と「Any Width Compact Height」の間で切り替えると、片方のサイズクラスにしか有効にならない制約がわかります。
これをシミュレーターで動かして画面を回転させるとそれぞれの配置で表示できているのが確認できると思います。
よく見ると実際のところ、デバイスの回転に合わせて部品が回転しながら配置されるのではなく、画面全体のサイズが変わってそれに合うように移動しているように、トランジションアニメーションしています。
デバイスが回転することとデバイスの表示サイズが変わことは別のことであって、Auto Layoutでは表示サイズの変更をサポートします、と主張しているように思えますね。Interface Builderだけでビューの座標変換行列も指定できるようになると色々と楽しそうですが、さすがにそれはまだ先でしょうか。
以上でした。